シニアカー・電動車椅子選びで決めておきたい3つ
シニアカーも電動車いすも、多くの方にとって「安い買い物」ではありませんよね?
しかし、なんだってそうですが「お金を払って生活を便利にするものを購入」したはずが、思ったよりも使いにくいことから、最終的に「使わなくなってしまった」というのはよくある話です。
- せっかくシニアカーを購入したのに使いにくい
- 思っていたより使用するのに手間がかかる
- 母の日にプレゼントしたのに、全然乗っていないようだ…
なんて声を時々耳にしますが、原因は何なのでしょうか。
シニアカー電動車椅子選びで失敗しない為、購入やレンタルする前に決めておくべきことをご説明いたします。
シニアカーか? 車椅子タイプか?
そもそも、電動車いすの方が合っている人が見た目でシニアカーで選んでしまうと、後々「使いにくい」と感じることが少なくありません。
基本的に、シニアカーも電動車いすも「高齢者の移動を補助する器具」であることは変わりありませんが両者に違いがあるのも事実です。
もちろん、それぞれの良さがありますので「使用される環境」と「自宅及び周辺の状況」を考慮して選ばれるのが最適です。
「自分はシニアカーを利用したい」にもかかわらず、自宅周辺や生活環境が「電動車いす」の方が向いていることも珍しい事ではありませんので、選ぶ際はよくご検討されることをお勧めします。
どちらを選んだとしても「安くない買い物」になるの間違いないでしょうから。
購入するか? レンタルか?
シニアカーや電動カートは介護保険でレンタルすることが可能です。
もちろん、購入する場合は「自己負担」で初期費用がかかり、レンタルは「月々数千円」程度のレンタル料で済みます。
中には「介護を受けている者ならレンタルできる」と思っている方を少なくありませんが、実際は介護度が低い方は対象外になり、レンタルするには要介護度が2以上が条件になります。
保険への加入は?
道路交通法では「歩行者扱い」となるシニアカーですが、電動で動く「乗り物」である事に変わりはありません。
それほどスピードが出てないにもかかわらず、シニアカーや電動車いすが事故に巻き込まれるケースも珍しく事ではありません。
万が一のことを考えれば、保険に加入しておく方が賢明でしょう。